古典のアンバサダー

古典のアンバサダー

メーカー百周年の新刊に刺激を受けて分解しだしたのは、24金をボディにあしらった「リールのロールスロイス」こと、アンバサダー・デ・ラックス。近年、6000番台の別注品が集中して発売されたが、釣具というよりは貴金属、もはや財産であるそれを往事のフィールドで (more…)

崇高なる出羽の豚汁

崇高なる出羽の豚汁

「知ってますよ、芋煮は地域によって味の違いがあるんでしょ?」先に言われたのが面白くなかったのか、そうではないとコミュニティーバスの運転手が口を尖らせた。

「うちなんか、牛でなくて豚ですがね。豚の、しかも (more…)

面白いか面白くないか

面白いか面白くないか

原稿を送って後に添削と一応のアドバイスがあるまではよかった。しばらく考え込んで、編集者の反応が著しく薄いということに気が付いたときすでに洪水中。まるで災害にでも遭ったような面持ちで原稿を読み返しても面白いわけがない。誰の何と比べているのか知れないが (more…)

与格、それはきっとやってくる

与格、それはきっとやってくる

サービスデーにだけパートタイムするクリーニング店のあのひとは、少し年上だろうか。午前中だけ勤務しているカフェの彼女もきっと年上のひとだろう。日々日常に生まれてくる感情を主格ではなく与格だと捉えれば、それが導きであるかのように思えるのだから不思議だ (more…)