共感の余白

共感の余白

山本会別会。今年は狂言三老曲の一つ『庵の梅』を則重師が披く、よりも狂言『武悪』。やっぱり山本家のそれが観たい! 終演後、名立たる能楽評論家たちがロビーに集まりながら、ウンウン唸っていた真ん中に馬場あき子先生。「これが山本の狂言だ!」 (more…)

畢竟するに

畢竟するに

郡山の美術館で、戦時中の子供たちに焦点を当てた企画展を観たのだが、芸術家の絵画よりも、当時の子供たちが描いた絵が物凄かった。絵画だけでなく「よく見る」そのことが何にしても基本だと思うが、そんな簡単なことすら出来なくなっていたことに愕然とするばかり (more…)

見過ごさない

見過ごさない

本州最北端の下北駅の、もう一つ奥の駅が終着駅で、十四時二分に大湊着。感慨に浸ることなく十四時十三分、野辺地に向けて折り返した。こんなに哀しい趣味趣向、いや挑戦があってよいものなのか。下北半島まで来て下風呂温泉に行かず、薬研温泉にも、せめてむつ矢立温泉にと (more…)

終着駅のおかしみ

終着駅のおかしみ

横浜能楽堂が催す、横浜狂言堂は狂言二曲と能楽師による解説が付いて、二千円。こんなのは行かなければ損、人生の大損だとは大言でもなく、・・・・・・ホントなんです。この日の演目「附子」は、まさに狂言と呼ぶべく滑稽で笑える、とても楽しい曲だが (more…)

ジーンズ、退いて屈しない

ジーンズ、退いて屈しない

身延線沿線では緑の瓦屋根が流行していたが、外房線は青色に塗られた瓦屋根が多かった。山の緑に海の青、ということだろうか。シンプルでよろしい感じがする。未乗区間の東金線と鹿島線を主題にして、私鉄と旧国鉄路線を巡ったのだが、千葉ほど旅情に欠けた (more…)