社会的な抑圧を考える

社会的な抑圧を考える

松の内に上演される能「道成寺」の特別講座ということで、またしても木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一氏登場。一般的な解説や見どころなどではなく、物語に潜む「問い」を主眼とした内容で、鑑賞後にそれを考えるきっかけとなるであろう、大変意義深い講座だった (more…)

西方浄土から最も遠い国

西方浄土から最も遠い国

「ね、なぜ旅に出るの?」それは苦しいから――ではなく、呼ばれたから来ただけであって。ただ、せっかく来たのだからねと相変わらずの挙動不審を繰り返し、本来の目的を忘れているようにも見受けられますが、文句があるなら金輪際己を呼ぶな。クビ? (more…)

熱狂は嘘

熱狂は嘘

『挂甲の武人』の前で群がる人集りを、埴輪のつぶらな瞳が凝視していた。その熱狂は、と言わんばかりに――。

熱狂は嘘だ。先日のETV特集でも半藤一利は最後に「熱狂に気をつけろ」と念を押すように言っていたが、それでも世間は熱狂する。十二分に気を付けていたはずの私も (more…)

第二章、流転

第二章、流転

涅槃像に象られた阿蘇五岳を眼前に、流転を続ける自身に問う。確たる答えを見出すことなく成果を上げることもないおまえは一体何を探し求め、何のために転がり続けている――

しかし、仇野の露消える時なく (more…)