八千米峰に登り、それで人間の強さがどうのこうの、という特番を見たのだが、何用あってそんな危ないところへ・・・・・・。極限状態で何がどうなるかは知らないが、人間の本当の強さはもっと身近にある(あった)のだと (more…)
静かで淋しいランプの宿
「ああ、好きでしたよね。こーゆーの」「え、私がですか?」かつてパンクバンドのライブ会場で、何だかよく分からないコスプレをさせられていた、売り子に言われたことがあった。淋しかった (more…)
美酒佳肴会 神無月
招かれた宴席で並べられた膳の中には鶏肉が入っていた。それを見て良寛禅師、ほくそ笑む。「今宵は御馳走ぢや!」しかし、すぐさま間違いに気付かれて精進膳に変えられた、その絶望たるや (more…)
時代と川崎を飛び越えて
クラブチッタ以外に用事はなかった、川崎。川崎の能楽堂はちょっと可愛らしい舞台で、この場所でも現行曲二百番(の主要作品)を観賞しようと催されている。終演後には山本東次郎師のお話もあり、この頃は本当にすっかり変わってしまった、私が幼い頃はまだ「室町の時代」が (more…)
大回りの理由
特集番組が放送される前に「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」へと急いだのだが、すでに長蛇の列。人混みが大の苦手、苦手のくせに私は、どうして山小屋に宿泊の予約をしてきたのだろう (more…)