俗っぽい、従兄がいて。子どもが三人、上総のニュータウンに居を構える。夏はサーフィン冬スノボ、最近はクラブなんかも握っているらしい。そういう無趣味の人だから、キャンプブームの時に一式揃えた。テントにシュラフ、キャンプチェアにテーブルに (more…)
俗っぽい、従兄がいて。子どもが三人、上総のニュータウンに居を構える。夏はサーフィン冬スノボ、最近はクラブなんかも握っているらしい。そういう無趣味の人だから、キャンプブームの時に一式揃えた。テントにシュラフ、キャンプチェアにテーブルに (more…)
「不可視を可視に変える」即ちそれが芸術や芸能、文学の仕事で、中でも特にお能は語りすぎないから、詳細に語られるのだと。そういうことを対談型式で楽しく教えてくれる、木ノ下裕一さんの公演は今回、能「道成寺」を題材に (more…)
峠を越えると、そこは今も変わらず秘湯の郷だったが、五色温泉はキャンプ場になっていた。オートサイト中心の、サウナまで併設された俗っぽい感じって、どうなんでしょう? でも温泉には入り放題、おまけに安価ということで、躊躇いつつも幕営することにしたのだが (more…)
阿武隈川流域にある宮畑遺跡の目玉は、物には魂が宿るとした縄文人が「物を送った儀礼的な場所」をそのまま囲って、保存展示をしている露出展示棟だが、竪穴式住居にも燃やされた形跡が多く残されており、これもまた儀礼的な意味合いがあったのではないかと考えられている (more…)
能の舞台となった史跡を訪ねる謡蹟めぐりとは、まさに光を観る、観光かもしれない。全国湯巡り行脚から日本百名山への登山行を経て、いよいよ『謡蹟めぐり』(みちのく篇)を捲っての安達ヶ原だったが、管理する寺院の受付には誰もいなかった。と見せかけて (more…)