能楽堂以外で観るのは久しい、と思ったが、昨夏の薪能も雨に降られていた。舞台は屋内に代わり、能「鞍馬天狗」と和泉流の狂言「三本柱」を大ホールで観たのだが、高崎の市民ホールの舞台はすこぶる小さかった (more…)

能楽堂以外で観るのは久しい、と思ったが、昨夏の薪能も雨に降られていた。舞台は屋内に代わり、能「鞍馬天狗」と和泉流の狂言「三本柱」を大ホールで観たのだが、高崎の市民ホールの舞台はすこぶる小さかった (more…)
関西の営業マンが連れてきた中国出身の陳氏は「凄腕」エンジニア。思いのほか若くて「氏」というよりも「チェン君」と呼びたくなるような愛嬌のある人柄だったが、
「十把一絡げに考えればですよ」 (more…)
松の内に上演される能「道成寺」の特別講座ということで、またしても木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一氏登場。一般的な解説や見どころなどではなく、物語に潜む「問い」を主眼とした内容で、鑑賞後にそれを考えるきっかけとなるであろう、大変意義深い講座だった (more…)
正代直也の「直」は立ち直るの「直」――と、成績不振が続く大関正代に向けられた手書きの横断幕に心を打たれた。まったく関係のない、テレビの向こうの私が。だが、一番弱いときにするのが応援であり、その激励に発奮しないでは大関、いや、力の士が廃るというもの。盛り返しすぎて千秋楽、初優勝が掛かる新関脇の (more…)