自由が湧いてあふれる湯

自由が湧いてあふれる湯

「私はまた旅に出た、愚かな旅人として放浪するより外に私の生き方はないのだ」

行乞記にそう残した通り、漂泊の俳人、種田山頭火は旅と酒と温泉を愛した。季語もなければ五七五の韻律にもとらわれないのが山頭火の自由律俳句だが、その自由は憧れて真似できるような「自由」にあらず (more…)

輪行キャンプ旅、それがまにまに

輪行キャンプ旅、それがまにまに

115系弥彦色に揺られながら録り溜めていたラジオを再生した。『民謡沼めぐり』春スペシャルは、酒造り唄特集。酒造りの工程に沿ってその労作唄を紹介する日本酒ファン垂涎の内容だけでなく、アルコール添加(通称アル添)の日本酒と三味線が入る新民謡(シャミ添)には歴史的な (more…)

絶望的な自由を写す

絶望的な自由を写す

そもそも日帰りする旅程ではありませんでした。残雪の山で体力と気力を完全に奪われてしまい、ハイウェイパーキングで朦朧としながら地図を捲るも、復路はまだ「絶望的」な距離を残していました (more…)

市井のストロングスタイル

市井のストロングスタイル

ドイツでは来年までにすべての原発が停止されるというのにこの国は、オリンピックですと?——大会前の強化合宿だったのか、病気療養前からもよく駅前広場で見かけたあの競泳選手でしたが、復帰後はやはり細くなったように見えました。それでも競泳選手の肩幅と言ったら、力士やプロレスラーの (more…)

宇宙の杉玉

宇宙の杉玉

陽気に誘われて、つい浮かれ気分で地図を広げてみましたが、何も変わらないこの状況をどう受け取るべきなのか。展示があまり変わらない美術展を通い詰めたり、どうして鬼平犯科帳のテーマ曲だけを繰り返し聴いている、そんな謎の日々でしたが、今一度問いを深めています (more…)