聞けば小倉が故里だというから、「この間ね、川棚温泉でね、初めて食べたんだよ。瓦そば」いやーアレはーと顔を曇らせて振り向けば、「ボク、よく食べるんです!」爛々と輝かせているではないか、目を (more…)
Author: mdfactory
むかしきけ ちゝぶ殿さへ すまふとり
世代交代が進む大相撲だが、一本だけお酒を買って国技館の席に着くと、瞬時に今は昔に。中入りなどに若い娘っ子がポンポコリンを踊ることもなければ、馬鹿の一つ覚えのようなプロジェクション何某に照らし出されることもない土俵の上で、柝の音だけが (more…)
弥生へ、在来線で
先日の大雨による運休で、在来線特急から新幹線への変更を余儀なくされた。スタバのプラ容器を片手にキャリーバッグを引いたような合理性が新幹線に乗りたくない主な理由だが、その合理的という考え方によって地方路線は切り離され減便され、存続の危機に (more…)
不明のままでも
ボランティアガイドによる定時案内のアナウンスが館内に流れた。誰も集まらない。職員たちが積極的に声をかけるも、皆首を横に振って逃げていく。捕まった来館者が一人だけいたが、丁寧な説明を熱心に聞いていくうちに、太田道灌。えーと (more…)
縄文擦文オホーツク
獣の毛皮を剥いで横取りしたから、人類たり得たのか。ん? そも体毛で被われていたのではなかったか? どの段階で体毛は薄れ、そして狼藉を働き、こんなに身勝手な時代を築いてしまったのだろうか (more…)