赤毛のアンとパンクロック

赤毛のアンとパンクロック

名著を読み解く人気番組に「赤毛のアン」ついにきたー!さっそく近所の書店で番組のテキストを探すも既に売り切れ。もしやと文庫本の書棚を探すも、やはりオリジナルである村岡花子訳は売り切れ。思うことはみな同じようで、だよね、やっぱりアンが好き!プリンスエドワード島の風光明媚な自然の中で、アンとアヴォンリーの人々とが引き起こす愉快な (more…)

主稜線のスイッチバック

主稜線のスイッチバック

雨が強くなってきて、屋根を叩く音に寝返りを打った。長い登山道を歩いてきて疲労困憊のはずだが、寝付けない。雨が止むのを望んでいたのではなく、このまま降り続いてくれ—— 私は布団の中で体を小さく丸めて、祈るようにそう思っていた。

福島と山形の県境に沿って連なる奥羽山脈の吾妻連峰は (more…)

第二の始まり

第二の始まり

国技館の木戸口で再会を喜び合ったのは相撲ファンの友人、というかバンドのメンバーだった。変わらぬ姿に嬉しくなり、友情とはやはり不変であると改め、そして一緒に相撲を観られることを喜び合った(スタジオで会いなさいよ)。皆、子育て真っ最中につき、妙な誘い辛さを抱いていたけれど、たまに誘い出してもバチは当たらないのでは—— (more…)

ロードスターへ

ロードスターへ

整理をしていたら懐かしいカレンダーが出てきた。80年代をまだ引きずる1990年は1月から黄色い車が飛ばす——。

あの頃に夢中で読んだCALマガジン。「この車に乗れないなら、俺は電車に乗る」KMCのクォーザーを履いたソリッドカラーのピックアップに添えられていた言葉に、今も心は奪われたままだった。欧州車のポンコツっぷりに驚嘆しながらも、自身のルーツをもう一度 (more…)

弘前にて

弘前にて

角界一の巨漢力士、大露羅が今場所で引退——。故北の湖理事長の付け人にして忘れ形見である力士だから、理事長との逸話が多く、厳しい男社会の中で一際ハートフルな話は琴線に触れるものがあった。相撲界における師匠と弟子は親と子であり、育まれた絆はときに国籍はおろか血縁をもしのぐことがあるのかもしれない。引き寄せられたような出会いとは (more…)