空路鉄路海路を伝い、雨降り島の山路を急ぐ。けれども風は佐多の岬を吹き抜けて、はや三岳につきにけり。はや三岳につきにけり――。
展望どころか、灰色の雲が島を呑み込み、ほとんど絶望という (more…)
空路鉄路海路を伝い、雨降り島の山路を急ぐ。けれども風は佐多の岬を吹き抜けて、はや三岳につきにけり。はや三岳につきにけり――。
展望どころか、灰色の雲が島を呑み込み、ほとんど絶望という (more…)
都会では、ほとほと食事に困る。大衆店で大行列に巻き付かれ、老舗ではベラボーな代金を迫られた。消沈し軽食で済ませようとするも、パンはどれにしますか? トッピングは何にしますか? ポテトの味は――と、挫折すら (more…)
百の頂に登ると、何が見えてくるのだろう――。なるほどね、「二百名山」は百名山に連なる山も多いが、まるで知らなかった山域も少なくない。これは、終わらないのだね。ずっと (more…)