弘前にて

弘前にて

角界一の巨漢力士、大露羅が今場所で引退——。故北の湖理事長の付け人にして忘れ形見である力士だから、理事長との逸話が多く、厳しい男社会の中で一際ハートフルな話は琴線に触れるものがあった。相撲界における師匠と弟子は親と子であり、育まれた絆はときに国籍はおろか血縁をもしのぐことがあるのかもしれない。引き寄せられたような出会いとは (more…)

散財の人相学

散財の人相学

人相学に明るいという人に、その黒子は文章力に関わるものだと言われた。ホントかよと言いつつも、若干浮かれ気味でこっそりネット検索。「左 眉尻 ホクロ」と打ち込むと、出てきたのは

「散財の恐れあり」 (more…)

はじめての精進料理

はじめての精進料理

田舎町の交差点で、競泳の池江璃花子選手とすれ違った。私服でぶらぶらと散策中のようだったが、さすがはアスリート。肩幅からして常人と違う。私のあまりの凝視に思わず振り返った顔には、特徴のある黒子がふたつ。確信して、すぐ前を歩いていた同僚に追いつくと (more…)

青春の切符

青春の切符

出勤するよりも早い時間に改札を通った。どっさり酒を携えて、旧友たちと乗り込んだ休日のローカル線が出発のベルを待つ。狭いボックス席で寄せ合う肩が少し照れくさいから、早く乾杯するようにと誰かが促した。 (more…)

カメラの祭典

カメラの祭典

主題、副題、構図—— 呪文のように唱えていても、いざファインダーを覗くとピントが合うのは、いつも単調な視点。だから構図も同じく。。才能開花の知らせは未だ届きそうになく、ちょっとした月給なみの機材はこのまま、宝の持ち腐れで終わってしまうのか。

「本当はカメラなんか」と言いながらも、熱心に耳を傾けた人気鉄道写真家のセミナー。パシフィコ横浜で行われたカメラの祭典の (more…)